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長男の近況のこととか

長らくブログの更新ができていませんでした。
そのせいかなのかどうか分かりませんが、コメントができない状態になっていました。
(現在は、コメント可能な状態に戻しました)

長男は春休みがあけると5年生になります。
今年も支援クラスとの通級は継続します。
本人は、そのことについて、まったく気にしていないようです。

現在、学力は普通。どちらかといえば理数系が得意。
会話力も上がりましたが、他の子のように、早口で話したり積極的に省略して話すといったレベルには至っていませんが、息子と少々会話した程度で発達障害だと見極められる人は少ないレベルになってきていると感じます。

先日、息子と一緒にゲームをしていて、あえて息子をけなしてみたところ、息子が「ムカー!」と言って、自分がムカついていることを自己表現してくれて社会力がついた!と感心しました。
基本、質問されたことに対しては何度か言い直しながらも、ちゃんと回答してくれます。
次男とも良く遊びます。

あと、次男のことは、別に書きます。
# by orecite | 2015-04-05 22:53 | 自閉症 | Comments(2)

10歳の会話録

長男が10歳になりました。

最近の目立った変化として、風邪で高熱が出てもパニックにならなくなったというのがあります。睡眠時は理性が弱まるせいなのか、今までは高熱時に夜中、目を覚ますと、決まって全力の大声で泣き喚き続け、何を言っても聞いてくれませんでした。しかし、先日、39.6度の熱を出した時は泣き喚くこともなく、大人しく辛抱してくれました。

あと、最近印象に残った会話録です。

■死について

 息子 「僕もいつかは死ぬんだよね」
 妻  「まだまだ先だけどね」
 息子 「死んだら、また生まれ変われるのかな」
 私  「それは死んでみないと分からないから誰も知らないんだよ」
 息子 「そっかー」

■すみません!

 お店で次男が他のお客さんと、ぶつかった時に長男が代わりに謝ってくれた日の会話

 私  「今日は、弟のために、すみませんって言えたんだよね」
 息子 「うん。」
 私  「凄くえらいじゃん!」
 私  「実はパパね。すみませんって、ほとんど言ったこと無いの知ってた?」
 息子 「知らない。どうして?」
 私  「パパは死ぬまでに、すみませんって言う回数を、出来る限り少なくしたいって、いつも思っているからなんだよ」
 息子 「えーー? パパ、よくお辞儀してるじゃん。すみませんっていう意味の。」
 私  「確かに、そうだねー。」

■梅干しの種

 梅干しを食べた時の会話

 私  「あれ? 梅干の種はどうした?」
 息子 「ゴミ箱に捨てたけど・・・」
 私  「あ、そう。」
 息子 「ゴミ箱に捨てたら、何か悪いことでもあるの?」
 私  「い…イヤ、ないよ。ゴミ箱でOKだよ。」

他にも、感心した会話が色々あったんですが、忘れてしまいました。。。
# by orecite | 2014-09-11 17:31 | 自閉症 | Comments(7)

次男のこと

しばらく次男(2.5歳)について書いていなかったので書きます。

次男は明らかに長男より正常(健常)で、既に2語言葉も出ています。でも、言葉が遅いことに違いは無く、拘りも強い(些細なことでヘソを曲げ、なかなか平常心を取り戻せない)ため、臨床心理士に一応、診てもらいました。

発達度は、健常児の3ヶ月遅れとのことでした。
おそらく、言葉はもっと遅れているのだと思いますが、他の面で長けている面もあり、これだけの遅れにおさまっているのだと思います。

先生のお話で興味深かったのは、この程度の遅れの場合、本格的な療育教室には、むしろ行かせない方がよいということでした。療育教室には重度な子も来ているため、毎回、異常行動を起こす子がいます。次男は、人真似も、勿論普通にできるため、そういった子の影響を受けて異常行動を真似て自分のものにしてしまう場合があるとのことです。療育教室に行かせるよりは、遅れ気味の子の受け入れ体制が整っている3年保育の幼稚園に行かせるのがお勧めとのことでした。

ま、何れにしましても、次男は問題ないレベルです。

で、最近は、長男とも本当に仲良く遊んでいます。
長男は小4ですが精神年齢が低いため、いい感じに兄の立場として次男と関係ができています。
弟の未熟な行動を観察したり、弟の面倒を見たり、何かを教えてあげたり…という日常が、長男のスキルアップに役立っているように思います。
# by orecite | 2014-06-01 02:35 | 自閉症 | Comments(4)

4年生になりました

息子は4年生になりました。
最近、印象に残った会話を書きます。

■1つ目

 コンビニの駐車場で息子がドアを開けて降りようとしたとき、
 隣のドライバーもドアを開けそうで注意が必要だった時のこと

 私:「隣の車の人、綺麗な姉ちゃん乗せてて舞い上がってるっぽい。
    いきなりドア開けてくるかもしれないから注意してドア開けてよ。」
 息子:「そんなこと言っちゃ駄目だよ! 聞こえたら失礼でしょ!!」

 〔他人に失礼…と気を遣っていることに、とても感心しました。〕

■2つ目

 イチゴ狩りのビニールハウスの中で、大人なら苗をまたいで隣の列に
 移れるが、息子には、またぐことができず困っていた時のこと。

 私:「抱っこして、こっちに移してあげるからおいで。」
 息子:「嫌だよ!」
 私:「どうして? 大丈夫。 ちゃんと持ち上げられるよ。」
 息子:「違うよ!みんな見てるし恥ずかしいんだよ!」

 〔周りの目を意識して恥ずかしいと思えるようになったことに感心しました。〕

■3つ目

 お風呂での会話

 私:「勉強サボってない?」
 息子:「うん。サボってないよ。」
 私:「でも、今まででサボったことは、あるでしょう?」
 息子:「うん。あるよ。」
 私:「同じ質問するから、今度はサボったこと無いって嘘ついてみて。」
 私:「勉強サボったこと、ある?」
 息子:「ないよ。(ニヤけながら)」
 私:「今、ちょっとニヤけたよね? 顔を見れば、嘘をついてるか、だいたい分かるんだよ。」
 息子:「ふーん。そっか。」 
 私:「お風呂上がったらママに最近サボったことあるって聞いてみな。顔見てれば分かるから。」
 息子:「うん。わかった。」
 息子:「パパは勉強サボらせたことある~?」
 私:「は~? サボらせる? それ、どういうこと?」
 息子:(少し考えて) 「えーとね。 なー、勉強サボろうぜ~って言うこと」
 私:「あ~なるほど。」
 息子:「あとね、最新のゲーム、新しいマンガ、お菓子もあるから家に来ない?って言うの。」
 私:「確かに、そりゃサボらせてるな~」
 息子:「あははは!」

~というわけで、なかなか自然な会話ができるようになりました。
今も国語と算数だけは支援クラスで受けていますが、成績は悪くないし、日常的に困ることも無いし、昔、あれほど悲観していたのは何だったのか…と思うほど、よく成長してくれました。
勿論、あの頃、あれだけ悲観したからこそ、早く手を打つことができて、今がある…ということなんですが。
# by orecite | 2014-05-05 01:53 | 自閉症 | Comments(21)

9歳5カ月

最近、会話はかなり普通にできるようになりました。
でも、学校での出来事について色々質問すると、詰まったり、途中で回答をやめてしまったりします。
本当は回答できそうなのですが、息子にとって質問に回答するという作業は、とても負担がかかっているようで、会話のキャッチボールがエンドレスに続く…みたいなことはありません。

学校の勉強は、最も難しい国語と算数だけは支援クラスで受けているということもあり問題ありません。
多分、普通クラスには息子よりテストの点が悪い子が何人もいるのではないでしょうか。

日常についてですが、定期購読している学習教材など、じっくり読んでいるので、時々、雑学などを私にも教えてくれたりします。学習教材でとりあげるテーマについて関心はあるようです。

最近、トランプのスピードを覚えたのですが、既に息子に勝てないぐらい上達しました。
どうぶつ将棋も先日、息子に詰まれて負けてしまいました。
本将棋はまだ超弱いのですが基本ルールは理解し、学校の友達とも時々対戦しているようです。
でも、偶然詰めることはあっても、何手も前から準備して詰む…みたいな本来の打ち方はできていません。

悪いこととしては、視力がかなり落ちました。…というか、落ち続けています。
息子は何事も没頭する性格(?)上、時々遠くを見るという習慣がなく、どうしても目に負担がかかってしまいます。ならば積極的に外で遊ばせよう…と思うところですが、妻が常軌を逸っするほどの出不精人間なので、そのような生活習慣改善はとても望めません。視力低下ぐらいは仕方ないか…とほとんど諦めています。

そんなわけで、息子は本当に頑張ってくれています。
# by orecite | 2013-11-28 16:36 | 自閉症 | Comments(4)